ネットラピュタ カウンタ「コミック規制警戒リンク」 通信傍受法案(『国営』盗聴法案)編カウンタ('99/5/25 PM11〜)


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通信傍受法案(『国営』盗聴法案)編


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この問題の楽しい観戦方法 (99.7.10作成)

論戦は「スポーツ」だ!

 論戦(論争)はある意味で「スポーツ」に似たおもしろさを持っています。


 と言っても、アメフト(アメリカンフットボール)みたいに、「なんとなく見ているだけだとよく分からない」面はあるかもしれません
 これについて、「アメフトのルールが難しいと言うのはウソだ。もしそんな小難しいスポーツだったら、海外であれほど大衆的な人気があるわけじゃないか」という内容の意見を読んだことがあり、なるほどと思ったことがあります。(といいつつ、アメリカンフットボールのルールなるものは、いまだによく分からないのですが(^^;)

 アメフトに大衆的な人気(日本の野球に相当する人気)があるところでは、「基本的なルール」や「楽しい観戦方法」が自然に広まっていく、という面もあります。ルールそのものがどれくらい複雑か、ということとは別に、環境も影響しているのでしょうね。


 話を論戦に戻しますが、ちょっと見方がわかれば、こんなおもしろいものはそんなあるもんじゃないのに、「楽しい観戦方法」が広まらない環境があるのは実にもったいない話です。
 まあ、文句を言っていてもしょうがないので、ますみが自分でやってみることにしました。下の「基本的な観戦方法」へどうぞ(^^)


基本的な観戦方法

意見が対立している点はどこか
・一方がツッコミを入れたとき、反対側がどう返す
(きちんと返さずにゴマかす場合もある。その場合は特にポイントなので、要注目)

 以上のような見方で、ポイントをしぼりこみながら情報をあつめると、全体が見えてきます。
 法律の問題だからと言って、法案原文をいきなり読んでも、(法律のプロ以外は)ワケがわかりません(汗) 法律案が出てきた背景は何か。対立する両派は、それぞれ法律の背後にどんな考えがあるべきだと考えているか。それによって、賛成・反対が変わってきます。

 また、論理を見ていくと
登場人物のドラマ
も見えてきます。

 スポーツの世界にスーパースターやダーティヒーローがいるように、論戦の世界に興味深いキャラクターが多数無数に存在します。それを知らないなんて、もったいない(^^)
 

重要な対立点はどこか

・(公明党他)法律上、重要な犯罪だけに限定したからだいじょうぶ
・(反対派)法律に書かれていることが守られる保証があるの? チェックのしくみがあまりにもいいかげんじゃないの?

 ますみの主観ですが、最重要ポイントはだぶんこのへんです。
 「法律に書かれているのが守られる」という保証は、「バレたら警察に逮捕される」という「力」によって保証されている面があります。(おおざっぱな言い方ですケド(^^;)
 しかし、今回の法案で「通信傍受」(盗聴)を行うとされているのは警察自身ですので、これには頼れないでしょう。

 で、それに相当するチェック機構があるか、というとあやしいです。


・(賛成派A)立会人がついてチェックします。だいじょうぶです。
・(反対派)捜査官はヘッドホンで聞くので、立会人には会話を聞くこともできません。
・(賛成派B)立会人はチェックする人ですが、不当な「傍受」を切断することはできません。[←何ソレ?]

 賛成派Bのムチャクチャな意見というのは、なんと実在します
 自民党「ホームページ」犯罪組織と、闘うために/犯罪捜査のための通信傍受に関する法律案Q&Aがそれです。

「Q.10/立会人は、具体的にどんなことをするのですか。」では、「傍受が適正に行われていることをチェックする役割を果たします。」と言っているんですが……。「Q.11/捜査官が捜査に関係のない通信を傍受し続けた場合、立会人がこれを切断することは可能ですか。」を読むと、なんと切断できないと言っているんですね。

>
> 立会人に切断権を与えるべきだとの意見も一部にはあります。しかし、そのためには、立会人に事件の証拠関係や通話をしてくるであろう関係者の人間関係などを知らせた上で、通信の内容を聴いてもらうことが必要になります。
> しかし、立会人にそこまでの関与を求めることは、立会人に負担がかかり過ぎることはもちろん、かえって関係者のプライバシーを犯すことになりかねません。

 ようするに切断できないんじゃん! デタラメやっても止められないチェック者ってナニ?
(※ちなみに、ページの内容は今日=99/7/10現在のものです)


 ちなみに、「(反対派)捜査官はヘッドホンで聞くので、立会人には会話を聞くこともできません。」については、こちら↓
「盗聴法案 Q & A」(JCA-NET作成)の、「Q.盗聴には立会人が付くそうですが、この人が不当な盗聴を止めてくれるのですか?」

[あなたも「論戦ツッコミ」を楽しもう!]

 まあ、この調子でツッコみどころがいくらでもみつかって楽しいです(楽しがってる場合じゃないかしらん(^^;)。
 河上イチローさんの「CWN掲示板」には毎日いくつもツッコミが入っていて読みごたえがあります。

 こういうのに詳しくなると「野球中継を見ながら『あのプレイはなんだ』とツッコんだり、『野球評論家のツッコミにさらにツッコム』」ようなツッコミ生活が楽しめます。
(#その手のツッコミがあなたの学校(や職場)でウケるかどうかは別ですし、そのツッコミをインターネットで公表しようものなら、世界中から「そのツッコミへのツッコミ」が入るかもしれないワケですケド……(^^;)


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以下、リニューアル予定だけれど、とりあえずそのまま

[新着情報(7/2)]
(「FLASH」)警察のテレクラ「盗聴」

[新着情報(6/23)]

話題の「ワッペン」↑をはってみました(^^)

明日(24日[木])の日比谷イベント情報

[ナニが問題なの?]
 「盗聴法案 Q & A」(JCA-NET作成)は、参議院で審議中の「『国営』盗聴=検閲法案」の問題点がよくわかるページです。オススメ。(99/6/13 PM1追加)NEW!


(99/5/30_A,B AM 6:00) 日記「『国営』盗聴法案」、衆議院委員会を強行採決で通過盗聴『先進国』アメリカでは8割が無関係通信へのリンクを追加

朝日新聞/天声人語(99/5/25) ああっ! 朝日新聞(の天声人語)がまともなこと書いてる(^^)(1週間前後でリンクは切れます)
ASCII24(99/2/17) (少し前の記事ですが)プライバシー保護に配慮した、アメリカの盗聴法が、それでもザル法になっているというレポート。
 現在発売中の「インターネットアスキー」6月号76Pにも、趣旨の似た記事があります。
(アスキーはこの手の法案について、いい記事を多数書いています。IE4のWindows破壊騒ぎのときもそれくらい書いてくれれば……ってこれはよけい?


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