2002年12月08日
『列車まかせの旅』第7弾


第3部:「青森駅周辺散策記」

 さて、急行『きたぐに』には乗ったし、五能線の景色も堪能しました。これで今回の「旅」の目的
は無事クリアです。

 後はひたすら大阪へ向けて帰るだけなんですが、この時間だと、飛行機でも使わない限り今日中に
大阪へと戻るのは不可能です。

 しかしまぁ、列車好きが飛行機を利用するっちゅーのも無粋なんで、ここから先も列車で帰る計画
を立てていました。

 川部駅に着いた時点で時刻は夕刻。夕刻で列車好きが思いつくのは夜行列車ですわな。(^^; ちゅー
事で、今回の帰路では、青森発・上野行の寝台特急『はくつる』に乗る事にしました。

 『はくつる』は、21:06に青森を出発し、6:39に上野に到着します。後は東京まで出て新幹線で大
阪まで帰るだけです。それでは、まず青森へと向かいましょう。

 川部駅で五能線の普通列車2833Dから降りて待つ事約13分。奥羽本線の青森行・普通列車66
1Mがやって来ました。

 川部駅に到着する青森行の普通列車661Mです。東
北の電化路線・普通列車用に量産された701系と言う
比較的新しい車両でした。
【青森県・川部駅】

 661Mに使用されている701系と言う車両の車内の雰囲気は、関西圏の近郊輸送に使用されて
いる207系にそっくりでした。

 地方路線だけに、正直な話し、もっと旧式な車両が使われているものと思っていたのですが、これ
は意外でした。

 後に鉄道ファンHPで調べたところでは、'90年代中頃まで、この辺りの普通列車は機関車と客車
で編成されていたそうなんですが、それがこの701系に置き換えられたとの事でした。

 青森行・普通列車661Mの車内の様子です。普段、
関西圏で乗り慣れている新式の近郊型列車と何ら変わり
ありません。車両間通路の扉が2枚式の両開きになって
いるのが目新しいところしょうか。
【奥羽本線・普通列車661M車内】

 川部から40分で列車は青森駅に到着しました。青森を訪れるのは「旅行記」第3弾以来、2度目に
なりますが、その時は停車中の『日本海1号』からホームに出ただけなので、下車するのはこれが生
まれて初めてです。

 改札へ向かう途中、陸橋にある列車案内表示をふと見ると、19:42発の大阪行・寝台特急『日本海
4号』の表示が出ていました。

 そー言えばそうでした。この列車に乗れば、わざわざ東京まで出て新幹線に乗らんでも、直接、大
阪まで戻れたんですな。すっかり忘れてました。(^^;

 しかし、『日本海4号』は、かつて乗った『日本海1号』の折り返し運転列車なので、もはや乗っ
たも同然です。ここはやはり別の寝台列車にも乗りませんとね。

 本州の北の玄関口、青森駅です。広大なプラットフォ
ーム群を持つ駅にしては駅舎は小ぶりですね。
【青森県・青森駅】

 『はくつる』が出る21:06までは、まだ2時間近くインターヴァルがあったので、青森駅近辺を散
策して見る事にしました。

 前回、『日本海1号』で停車した際、駅のホームから見えた青函連絡船のメモリアル・シップと、
駅をまたぐベイ・ブリッジみたいな巨大な橋が気になっていたので、それらを見に行くつもりにして
いました。

 とりあえず連絡船から見に行ってみましょう。駅舎の撮影を終えた私は、「八甲田丸→」と言う表
示に従い、駅舎を正面に見て右に向かう道路を歩き始めました。

 海沿いを走り、青森駅をまたぐ「青森ベイ・ブリッジ」です。ご
覧の通り夜間はライト・アップされています。このライトの色は、
時間が経つと変わります。
【青森市・安方付近】

 青森駅のホームを左に見ながらベイ・ブリッジをくぐると、右前方に青函連絡船の桟橋が見えて来
ました。

 保存されている、かつての青函連絡船の桟橋です。暗
い中、八甲田丸の船体がわずかに見えました。
【青森市・安方付近】

 さらに八甲田丸の方へ近づこうとしたところ、後方より列車が入ってくる音が聞こえました。振り
返ると、『日本海4号』が青森駅の1番ホームに入って来るところでした。

 青森駅1番線に入線して来る函館発・大阪行の寝台特
急『日本海4号』です。同列車はここで4両増結し、機
関車も交換します。
【青森市・安方付近】
 『日本海4号』を函館から牽いて来た青函トンネル通
過用機関車ED79が切り離されたところです。
【青森市・安方付近】
 切り離されたED79は、そのまま5〜6線向こうの
待機線に留置されていた4両の増結車両を連結しに行き
ました。
【青森市・安方付近】
 ED79によって牽いて来られた増結車両を連結する
ところです。
 ここから『日本海4号』は左手へ向かって発車して行
くので、この連結の後、そちらの編成末端には同列車を
大阪までを牽いて行くEF81型電気機関車が連結され
るはずです。
【青森市・安方付近】

 『日本海4号』の連結も見終えたので、引き続き八甲田丸を見るべく先へと進みました。後で知っ
たのですが、八甲田丸が展示されている付近は「青い海公園」と呼ばれている場所でした。

 八甲田丸を横から写したところです。営業時間が終わ
ったからなのでしょうか灯りはすべて消えていました。
煙突には国鉄のマークが見えます。
【青森市・青い海公園】
 上の画像より先にある旅客ターミナルの横から八甲田
丸を写したところです。全長132メートル、排水量5382
トンの堂々たる船です。
 バックにはベイ・ブリッジが見えます。
【青森市・青い海公園】

 旅客ターミナルのちょい手前の西側にある公園内には、何やら旅客列車が展示されていましたが、
これは戻る時に見てみましょう。

 さらに旅客ターミナルの先を眺めると、暗い中、何やら緩急車らしきものが見えたので、行って見
ました。

 旅客ターミナルの先に展示されていた緩急車(手前)
と控車(向こう)です。緩急車は、かつて貨物列車の最
後尾に連結されていた、車掌が乗車するための車両。控
車は、構内入換時に機関車に連結され、構内係が乗って
いた車両であり、青函連絡船に車両を積み込む際に使用
されていたようです。
【青森市・青い海公園】

 緩急車は、かつては貨物列車の最後尾に必ず連結されていた車両でしたが、列車貨物がコンテナ化
されるのとほぼ時を同じくして、いつの間にやら姿を消していました。

 緩急車と控車が展示されている先は突堤になっており、その先には小型船が係留されているのが見
えました。

 上の画像のちょい先で突堤方向を写したところです。
暗くてよく分かりませんが、小型の風車がずらりと並ん
でいました。発電に使っているのかな?
【青森市・青い海公園】

 風車を見たところで引き返す事にしました。途中で、先程見た展示列車の所に寄ってみました。

 展示されている列車・・・、と、思いきや、実は廃車
になったキハ系気動列車を改造した休憩室でした。車両
内部は片列だけオリジナルの座席が取り外され、代わり
に簡易なテーブルと椅子が置かれていました。電灯まで
は付いていないようで車内は暗く、誰も利用していませ
んでした
【青森市・青い海公園】

 「青い海公園」を一通り見終えたので、次にベイ・ブリッジを見に行く事にしました。とりあえず
橋の末端を探しましょう。私は橋に沿って橋より二本南の通りを東へ歩き始めました。

 私が歩いたのは駅前から東へ延びるメイン道路よりは一本北の裏道でしたが、それでも片側二車線
ある広い道でした。函館と同様、ここの道路も道幅が広いですね。

 橋を左に見ながら、橋桁が地上レヴェルまで降りるところを探しましたが、行けども行けどもなか
なか降り切っている場所まで辿り着きません。

 かれこれ1キロばかし歩いたでしょうか、ようやく橋桁が地上に達した場所に行き着きました。料
金所が見あたらないところを見ると、この立派な橋は一般道だったんですな。

 「青森ベイ・ブリッジ」の東端から橋を写したところ
です片側二車線の立派な橋であり、歩道部分も余裕で一
車線半ぶんは幅があります。
【青森市・安方2付近】
 ベイ・ブリッジの上から県庁方向へと延びる道を写し
たところです。主要道路ではないので、交通量はほとん
どありませんでした。
【青森市・「青森ベイ・ブリッジ」上より】
 巨大な橋脚です。全長約2キロのベイ・ブリッジの内、橋梁部分
約1.2キロを2本の橋脚で支えています。
【青森市・「青森ベイ・ブリッジ」上より】

 橋の上を歩いている人はほとんどいませんでしたが、フードを立てたウィンド・ブレーカーを着て
ジョギングしている人と、ジャージを着て「健康歩行」をしている3人連れのおばちゃんとすれ違い
ました。

 橋の途中にあった「小屋」です。中には地上へ降りる
為の螺旋階段がありました。
【青森市・「青森ベイ・ブリッジ」上より】

 「小屋」を通り過ぎてしばらく行くと青森駅の上に出たので、写真を一枚写しました。

 橋の上からは青森駅を一望する事が出来ました。それ
にしても広い駅ですなぁ。
【青森市・「青森ベイ・ブリッジ」上より】

 何だかんだで1時間ほど時間が過ぎました。『はくつる』が出る30分前には駅に戻って準備を整え
ておきたかったので、ぼちぼち引き返す事にしました。

 せっかくなので、先程見た「小屋」の階段を降りてみる事にしました。階段は螺旋状になっていま
したが、橋桁の下の位置まで降りると、そこからは広い踊り場を持つ四角いループ状の階段に変わり
ました。

 さらに降りて行くと下から登ってくる若者らしき数人の話し声が聞こえました。やがて会合した若
者達は何と自転車を担いでいました。

 すれ違うのに問題はありませんでしたが、最後に通過した若者は「すみません」と声を掛けて来ま
した。なかなか礼儀正しい子ですな。

 地上レヴェルまで降りたところで、何やらボヤく声が聞こえて来ました。見ると、ひとりの男性が
港の方向を見ながら中ぐらいの声でぶつぶつ文句を言っています。なんかヤバそうな雰囲気だったの
で、気づかれないように階段室から外へ出ました。

 外へ出ると、そこは八甲田丸のすぐそばでした。これだったら最初からこの階段を登ってりゃ1キ
ロ歩かずに済みましたな。そうしてりゃ橋の上から景色を堪能する時間をもっと取れたのに。(^^;

 さてと、ショート・カットしたので時間が少し余るかも知れませんが、駅へと戻りましょう。


第4部:「夜行列車愛好家への道」その7/寝台特急『はくつる』

 今回の「旅」2本目の夜行列車は寝台特急『はくつる』です。東北本線経由で上野←→青森間を9
〜10時間かけて走る同列車は1日1往復が運行されています。

 今回、『はくつる』の乗車を「夜行列車愛好家への道」シリーズにカウントしてはいますが、実は
単に東京まで戻る移動手段として乗るだけです。本格的に同列車を楽しむのならばA寝台個室に乗り
たいところですね。

 寝台特急『はくつる』の特急券・B寝台券です。早め
に切符を取っていたので、今回は下段です。
 今回の1本。ジェイアール高崎商事の『大清水』です。名水、谷川岳の湧水をボ
トリングしたナチュラル・ウォーターですな。寝台列車に乗るのに飲物は必需品と
言う事で、青森駅の自販機で購入しました。
 で、味は・・・、まぁフツーでしたね。(^^;(て、言うか、水の味が分かるほど
「通」じゃないもんで・・・)

 ホームに降りて間もなく、DE10型ディーゼル機関車に牽かれた『はくつる』が入線して来まし
た。この入線が見れたのなら、早く来すぎたのも返ってラッキーでした。

 構内入換用機関車であるDE10に牽かれてホームに
入ってくる寝台特急『はくつる』です。DE10の役目
は列車をホームに入線させるだけであり、すぐに切り離
されて海側へ移動して行きました。
【青森県・青森駅】
 DE10が走り去ってそれほど経たない内に、編成の
反対側に本来の牽引車であるEF81型電気機関車が現
れました。連結シーンを見ようと、鉄道マニアや「一般
の方」が集まっていました。
【青森県・青森駅】
 連結器同士の結合が完了し、作業員がパイプ類を接続していると
ころです。
【青森県・青森駅】
 『はくつる』を牽引するEF81型電気機関車です。
例によって私以外にもカメラを抱えた5〜6人のマニア
らしき方々が写真を撮っていました。
【青森県・青森駅】

 写真も撮り終えたので、さっさと乗り込みました。

 馴染みのB寝台です。いつものように枕、シーツ、掛け布団、浴
衣、ハンガーが置かれています。下段寝台には壁に背もたれが付い
ています。
【寝台特急『はくつる』B寝台】
 今回のB寝台には、壁に折り畳み式の「棚」が付いていました。
客車式のB寝台に乗るのはこれで4回目ですが「棚」は初めて見ま
した。これがあると小物類を置けるのでありがたいですね。
【寝台特急『はくつる』B寝台】
 寝台の通路側を写したところです。シーツはこれから敷きます。
こちら側に枕を置いて寝る事になります。
【寝台特急『はくつる』B寝台】
 通路側の上方を写したところです。ハンガー用のフックは通路側
と窓側に1本ずつあります。私のB寝台の乗車スタイルは、通路側
のフックに上着を吊したハンガーを掛け、窓側のフックにはコンビ
ニ袋に入れた「靴」を吊すようにしています。
 夜行列車は盗難に注意と言う事なので、下段に乗る時でもカバン
は寝台内の足元に置いています。
【寝台特急『はくつる』B寝台】

 乗車してしばらくすると、ブース内対面の、上、下寝台に男女が乗って来ました。男性は20代、女
性は40代に見えたので親子ではないかと思うのですが、女性の方が、下段に乗る男性の寝台のシーツ
を敷いてあげたりと、あれこれ世話を焼いていました。

 どうやら寝台列車に乗るのは初めてと見えます。寝台間の通路は幅が狭いのに、女性が通路に立っ
て下段寝台のシーツを敷こうとして中腰で思いっきり尻を突き出したものですから、その尻がカーテ
ン越しに私の寝台内に突き出して来てびっくりしました。

 おいおい、通路からシーツを敷く時は中腰じゃなくしゃがむんだよ。ちなみに、私がシーツを敷く
時は通路に座ってではなく、寝台の中に乗り込んでから敷きます。

 その方法は、まず荷物類を通路(頭)側に積み重ね、始めに足元側半分だけシーツを広げます。次
に荷物を足元側のシーツの上に移動させてから通路側にシーツを広げて出来上がりとなります。こう
すれば狭いブース内通路を塞ぐ事なくシーツが敷けるのです。

 やがて『はくつる』は、定刻の21:06に青森駅を出発しました。案内放送によると、車内に自販機
なし、車内販売無しとの事でした。

 この列車は、八戸までは指定席特急券でも乗車が可能ですが、案内放送によると三沢から「寝台セ
ット係」が乗り込み、5号車の寝台セットを行うのでよろしくお願いしますとの事でした。

 つー事は、5号車には指定席特急券で乗っている八戸までの乗客がいるっつー事ですな。まだ見た
事はないのですが、指定席仕様にする時は、上段寝台を収納して、ちょっと幅広のボックス・シート
にでもしているのでしょうか?

 あと、『はくつる』には乗車券と指定席特急券だけで乗れる「ゴロンとシート」車なるものが連結
されていますが、これは要するに寝具その他備品のサーヴィスが無い「素」のB寝台の事です。

 「ゴロンとシート」にはスリッパすら置かれていませんがカーテンは付いているので、それを閉め
て服のまま横になれば寝台と何ら変わりありません。これで6300円の寝台料金を払わずに利用できる
のですからお得ですな。

 ほどなく検札がありました。私がいるブースの検札を終えた車掌が次のブースへ移っていくと、車
両通路の窓側の折り畳み座席に座っていたおっちゃんが車掌に話し掛けていました。

おっちゃん「わたしゃ、よくこれを利用するんだが、今日は混んでるね」

車掌「ええ、おかげさまで今日は満席です」

みたいな会話を交わしていました。ふーん、『はくつる』って結構利用率が高いのかな? 検札も終わ
ったので、私は寝台の中で買い込んでいた弁当を食べて遅い夕食を済ませました。

 例のブース内対面寝台の男女は、女性が上段、男性が下段寝台に収まっていましたが、しきりに女
性の方が男性に話し掛けています。

 狭いブース内では少々声を落としていても会話が聞こえて気になります。どーも親子かどうかの判
別が付かない・・・。(←どーでもいい事なんですが・・・(^^;)

 興味本位でカーテンの数ミリの隙間から男性がいる下段寝台の方を覗くと、カーテンは開け放たれ
ており、何と男性は真っ直ぐ私の方を見つめていました。

 「なっ・・・!」、私は慌てて隙間から目を離しました。馬鹿な! こんな小さい隙間から私が覗
いている事に気づくはずがない。偶然なのか? それとも奴はニュータイプなのか!?(^^;

 ・・・てーか、くだらん詮索はやめて寝よ。今回も特に車内で何かをする予定は無かったので、私
はさっさと寝る体勢に入りました。今回こそ熟睡出来るといいのですが・・・。

 突然、轟くチャイムの音で叩き起こされました。「皆様おはようございます。列車はあと・・分で
大宮駅に到着します・・・・」

 あれ? いつの間に寝てしまったのだろう? 案内放送休止のアナウンスも聞いた覚えがないし車内
の減光にも気づきませんでした。今回は熟睡出来たっちゅー事ですかな?(^^;

 目をパチクリしていると対面の寝台からゴソゴソと物音が聞こえてきました。どうやら例の男女は
大宮で降りるようですな。

 6:13に大宮に着くと、けっこうな人数が降りて行きました。気がつけば、我がブース内は私ひとり
になっていました。

 大宮を出ると26分で終点の上野に着きます。次は終点をである事を告げる案内放送があり、続いて
「A寝台個室をご利用のお客様、只今よりお部屋の鍵を預かりに伺います」との事でした。

 かつて乗った『日本海1号』のA寝台個室の鍵はカード・キーでしたが、この『はくつる』の個室
の鍵は通常の鍵だったはずです。

 私は服を着て私物をカバンに詰め込むとカーテンを全開にし、窓が見えるように頭を起こした格好
で寝台に寝ころびました。後は上野に着くのを待つだけです。

 大宮駅を出発したところです。外はすっかり明るくな
っていました。
【寝台特急『はくつる』車内】

 そして6:39。青森を出てから9時間33分後、『はくつる』は上野駅に到着しました。

 上野駅に到着した寝台特急『はくつる』です。最後尾
の車両は荷物/電源車です。
【東京都・上野駅】

 上野駅は、山手線や京浜東北線の列車に乗って通過した事は何度もありますが、降りたのは、たぶ
んこれが初めてです。

 いったん外に出て駅舎の写真を撮るつもりだったのですが、どっちに行けばいいのか分かりません。
とりあえず手近にあったエスカレータを登って見ました。

 そこには、広い通路とショッピング・モールがありました。まだ朝早いので店はぜんぶ閉まってい
ましたが、そこは駅の構内と言うより、まるで百貨店内のモール街にいるのかと錯覚してしまいそう
な通路でした。

 とりあえずその階にあったトイレで「小」を済ませてから駅の「正面」に出る出口の案内表示を探
しました。

 まず見つけたのが「公園口」、これは違うでしょう。次が「浅草口」、微妙な名前ですね。その次
に見つけたのが「中央口」、たぶんコレでしょう。

 「中央口」の案内に従って長いエスカレータを下りました。エスカレータから降りて先に進むと、
右手に185系らしき列車が見えました。

 列車の案内表示を見ると「新特急」となっていました。そー言えば上野は「新特急」シリーズの着
発駅でしたな。この「新特急」シリーズは、私も気になっていて乗ってみたいと思っている列車です。

 ふと見ると、「新特急」の左隣のホームに、どっかで見たような電気機関車が止まっています。近
づいてヘッド・マークを見てみると何と『はくつる』でした。

 ありゃ? どーなってんだこりゃ? 私のイメージでは、ぜんぜん別の場所にいるはずなのに、いつ
の間にか『はくつる』の所に戻ってる・・・。不思議だ・・・、ま、いっか。(^^;

 『はくつる』(左)と、(たぶん(^^;)特急『新特急
草津1号』(右)のツー・ショットです。
 この線路の手前側は行き止まりになっています。
【東京都・上野駅】

 何はともあれ、中央口から出て外から上野駅の写真を撮りました。

 上野駅です。この位置からだと、高速の高架やら歩道
橋やらが邪魔になってよく見えませんな。
【東京都・上野駅】
 駅前の空中通路上から写した画です。ここからだと駅
舎の上半分しか写りませんな。
【東京都・上野駅】

 駅舎を写し終えた私はさっさと駅に戻り、改札横にあった自動券売機で新幹線の乗車券と指定席特
急券を購入しました。

 中央改札を抜けて左に曲がると段数の少ない階段があり、その先の駅舎は古びていました。たぶん、
ここから先がオリジナルの上野駅だったところなのでしょう。

 天井の低い通路を通り、東京方面の表示がある山手/京浜東北線のホームに上がりました。

 上野駅3番ホームに入って来る山手線外回りの列車で
す。205系と呼ばれる通勤型電車ですが、素っ気ない
マスクをしていますな。
 この車両はJR西日本でも京阪神の近郊輸送に使用さ
れています。
【東京都・上野駅】

 東京駅に着いた私は、7:33発の新大阪行『ひかり203号』に乗りました。東京を出た時はガラガ
ラでしたが、新横浜駅からけっこう乗って来ました。

 かつて私が新横浜を拠点として都内で仕事をしていた頃の新横浜駅は、新幹線の止まる本数が少な
かったものでしたが、今では『のぞみ』まで止まるようになったのですから大したもんですな。

 『ひかり203号』は10:40に新大阪に到着し、今回の2泊3日の「旅」は終わりました。お疲れ
さまでした〜。

 「列車まかせの旅」第7弾、おわり・・・。


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