第1部:「ちょっとこだわりの列車」その17/特急『いなば1号』 |
今回の「旅」は、1日+1日の2日行程となりました。1泊2日ではなく、日帰り「旅」×2と言
う事ですな。
「旅」の前半パートは山陰側をメインとした中国地方ルートで、まずは岡山←→鳥取間を第三セク
ターの智頭急行線経由で結ぶ陽陰連絡特急『いなば』に乗ります。
今回、『いなば』をこだわりの対象に選んだのは、同列車が国鉄時代に製造された旧型の特急型気
動車キハ181系で編成された数少ない列車である事。それと車両の老朽化と速達性の向上を理由に、
近い将来、同列車が新型のキハ187系に置き換えられると言う事を聞いたからです。
余談ですが、今回の「旅」の予約切符を買いに大阪駅の、みどりの窓口へ行ったところ、切符と一
緒に、なぜか切符入れの袋も渡してくれました。
無料の切符入れの袋は窓口の横に積み上げてあり、普段ならば勝手に取って、その中に買った切符
を納めて持ち帰るのですが、渡された袋を見ると、どうやら山陰のキャンペーンみたいなものをやっ
ているようですな。
大阪駅の、みどりの窓口で切符と一緒に渡された切符 入れの袋です。どうやら山陰路のキャンペーンをやって いるらしく、「見つけてください、あなたの山陰」、 「山陰デスティネーションキャンペーン」などの文字が 印刷されていました。私が山陰方面の切符を買ったから 渡してくれたのでしょうな。 |
切符入れを開くと、内袋がキリンの『生茶』ペット・ ボトルの無料引換券とレール&レンタカーの同乗者割引 券になっていました。これらは山陰路の主要駅で使う事 が出来ます。なるほど。 |
さてと、話を戻しまして、まずは岡山まで移動しましょう。
大阪から新大阪までの移動に乗った米原行・普通12 2Bです。古い113系で編成されていました。最近は 113系自体が大阪近郊の路線ではなかなか見られなく なっており、ましてやこの湘南色塗装車となると、めっ たにお目に掛かれる事がありません。なんかちょっと嬉 しい気分になりました。 【大阪府・新大阪駅】 |
新大阪に着いて、岡山までの『ひかり359号』の指定席を買おうとしたところ、何と満席になっ
ていました。当日は3連休の初日だったので当然と言えば当然ですな、少々浅はかでした。(^^;
仕方がないので自由席の切符を買ってさっさとホームに上がり、自由席である1号車前に並んで何
とか座れる事が出来ました。やれやれ。
『ひかり359号』は8割程度の乗車率で新大阪を出発しましたが、姫路を出た時点ですでに立ち
客が出るほどの混雑ぶりでした。
岡山駅から出発して行く博多行『ひかり359号』で す。3連休初日とあって車内は混雑していました。 【岡山県・岡山駅】 |
岡山駅で『ひかり359号』から降りた私は、さっそく特急『いなば1号』が出る在来線ホームへ
と向かいました。ホームに降りてみると、すでに『いなば』は入線していました。
特急『いなば1号』の特急券・座席指定券です。今回 は岡山発の鳥取行の『いなば1号』に乗ります。 |
岡山駅に停車中の特急『いなば1号』です。私がすっ と乗りたいと思っていた国鉄時代の特急型気動車キハ1 81系です。塗装も国鉄時代の塗装です。 【岡山県・岡山駅駅】 |
モノの本によると、キハ181系は1968年から1972年 まで製造された車両なんだそうです。 【岡山県・岡山駅駅】 |
行先表示は方向幕式でした。知識がないのでオリジナルの車両も これだったのかどうかは知りませんが、何か新しげですな。 【岡山県・岡山駅】 |
外回りの撮影を終えた私は、さっそく車内に乗り込みました。今回は先頭の1号車です。
車内の様子です。同じ国鉄時代の特急型車両である4 85系と同様に、ひと世代前の感じがする内装です。 【特急『いなば1号』車内】 |
リクライニング・シートです。知識不足で詳しいところはわから ないのですが、これはオリジナルの座席ではないような気がします 最近は旧型車両の快適性向上のため座席を換装している事が多いよ うですからね。 【特急『いなば1号』車内】 |
特急型であるにも関わらず、気動車得意の「足下ダク ト」がありました。これって車体内に収納出来ないんで すかね? 【特急『いなば1号』車内】 |
特急『いなば1号』は定刻の8:54に岡山駅を出発しました。1号車(指定席)の乗車率は20%程
度で、そのうち7〜8人はカメラを抱えており、どうやら鉄道ファンのようです。
乗客がいまひとつ少ないような気がしますが、これはやはり、同じ岡山発で伯備線を経由して陽陰
を結ぶ特急である『やくも』、『スーパーやくも』の方が利用されていると言う事なのでしょうか?
特急『やくも』シリーズは運行本数が多いので、鉄道好きから見れば「マイナーな」列車であり、
未だ乗った事がないので利用率の程はわかりません。
しかしながら、運行本数は『やくも』シリーズの15往復に対して『いなば』は3往復。これは利
用率を如実に表していると言えるのでしょう。
岡山を出た『いなば』は、手加減気味な走りで山陽本線を東に向かって走っていました。この時点
でエンジン音は比較的静かに聞こえました。
発車して10分ほど経ったところで車掌が検札に来ました。車掌はひとりひとりに声を掛けながら
検札を行い、すべての検札を終えると車両前方に移動して最後に「ありがとうございました」と頭を
下げてから車両を出て行きました。
車掌の検札時の振る舞いに関してはJR西日本が最も丁寧な気がします。他のJRを含め他社の検
札では、下手をすれば後ろから現れて検札を行い、車両全部の検札を終えると最後の挨拶もなしで、
そのまま前の車両に移動していく車掌もいたほどです。
岡山から38分で『いなば』は上郡駅に着きました。ここから列車は第三セクターの智頭急行線に
入るのですが、進行方向が逆になります。
駅着前に「進行方向が変わるので周囲のお乗客と御協力の上で座席を回転させて下さい」なる案内
放送がありました。
私は、かつて旅行記第3弾で特急『はつかり10号』に乗った際、同列車が青森駅で進行方向を変
えるのを知らず、その際の座席の方向転換で少々恥をかいて以来、方向転換をする列車に乗るのは避
けて来たのです。
そのため、今回の乗車でも上郡駅が近づいて来るといささか心配になって来たのですが、いざ着い
て見ると乗客のほとんどは方向転換をわきまえており、スムーズに方向転換する事が出来ました。
座席の回転を終えて一段落した車内を見渡して見ると、おばちゃんがひとりで通路側に座る席がひ
とつだけ逆を向いたままになっていました。
おばちゃんは束の間キョロキョロしていましたが、「わたしゃこのままでもいいや」みたいな顔を
すると、そのまま落ち着いてしまいました。ま、えーけどね。
それから間もなく、この駅で乗ってきた若者がおばちゃんの席の所に来ると、{え? 何で逆向い
てんの?}みたいな顔をすると、小声で「すんません」とおばちゃんに声を掛けると窓側の席に座り
ました。気の毒に、おばちゃん、席回してあげたらどうなんよ。
3分の停車のあと、上郡で少し乗客を増やした『いなば』は同駅から出発しました。出て列車はす
ぐに高架上の線路を走り始めました。いよいよ本腰を入れて飛ばすのでしょうか?
智頭急行線を走り始めると、今度のダイヤ改正で山陰本線の列車から姿を消すキハ58/28系気
動車の記念オレンジ・カードの車内販売がありました。
私は買いませんでしたが、実は今回の「旅」の目的列車のひとつである快速『とっとりライナー』
が、まさにそのキハ58系で編成された列車だったのです。
車窓から見ると、沿線でカメラを構えて『いなば』を撮る人たちがチラホラ見受けられました。あ
と、智頭急行線に入るとトンネルが多くなりました。
事前に「予習」したところでは、智頭急行線は高速運転が可能な高規格路線との事だったのですが、
『いなば』は全力で走っていないような気がします。なぜだろう?
智頭急行線走行中に見えた川です。これは千種川でし ょうか? 【特急『いなば1号』の車窓より】 |
智頭急行線の沿線には、だいたいこのような田園風景 が広がっています。 【特急『いなば1号』の車窓より】 |
上郡から13分で佐用に到着。同駅はJR姫新線との乗換駅でもあります。佐用では、我が車両か
らひとり降りて二人乗ってきました。
佐用では、隣のプラットフォームに姫新線の列車が停 まっているのが見えました。 【特急『いなば1号』の車窓より】 |
次に停車したのは、何と宮本武蔵駅でした。詳しくは知らないのですが、たぶん宮本武蔵の出身地
だか何だかなんでしょうな。
同駅では2号車と3号車のみドアを開けるとの事でした。ホームが短いのは特急の停車を前提とし
ていない駅だと言う事であり、時刻表によると本来の停車駅ではないようなのですが、あえて停まっ
たのは、ちょうどその時期にNHKの大河ドラマで宮本武蔵をやっていたから、それとのタイアップ
か何かなのでしょう。
窓から覗いて見ると、宮本武蔵駅は造りは凝っている ものの小さな無人駅でした。ホームには、宣伝用なのか 「ノボリ」がたくさん立てられていました。 【特急『いなば1号』の車窓より】 |
宮本武蔵駅を出たところで、例の上郡で座席を回さなかったおばちゃんと同席していた若者が、こ
こに来てとうとう「よかったら席を回しませんか」と言い出し、ようやく席を回しました。
すぐに大原駅に到着。同駅には智頭急行の車両基地があります。
大原駅で車窓から見えた智頭急行の車両基地です。普 通列車に使用される気動車が何両か停まっているのが見 えました。 【特急『いなば1号』の車窓より】 |
大原を出ると列車のスピードがかなり落ちました。どうやら勾配を登っている様子です。次の智頭
駅に着く頃には、気圧の変化で耳が痛くなっていました。
10:21に智頭駅に到着。同駅では倉吉を発って京都へと向かう特急『スーパーはくと4号』と会合
しました。
智頭急行線を走るのはここまでなんですが、結局、特急らしい走りをする事はありませんでした。
これはキハ181系が振り子式車両ではないため飛ばせなかったのでしょうか・・・?
智頭から先はJRの因美線に入り、途中、郡家駅に停車したのち、右から山陰本線の高架が合流し
て来ると終点の鳥取駅に到着しました。
岡山から2時間3分の乗車でしたが、最後まで特急らしい走りは見る事が出来ませんでした。後日、
『いなば』の車両がキハ181系から最新鋭の振り子式特急型気動車キハ187系に置き換えられる
と所要時間は1時間39分に短縮されました。
やはり高規格路線の智頭急行線と言えども振り子を装備した車両でないと高速で走るのは難しいよ
うですな。
鳥取駅で降りたところで車両の出入口をパチリ。旧型特急車得意 の折り戸式のドアです。 【鳥取県・鳥取駅】 |
これで『いなば』の乗車は完了です。ほどなく、同列車は新鋭車両に置き換えられて利便性は向上
しますが鉄道好きとしては寂しくなりますな。
現在でもキハ181系を使用しているのはJR西日本のみであり、『いなば』が置き換えられてし
まうと、キハ181の列車は特急『はまかぜ』と『いそかぜ』の2本だけになってしまいます。
しかしながら、いかんせん車両の老朽化は否めないところであり、それらが置き換えられてしまう
のも、そう遠くないでしょう。乗車を急がねばなりませんな。
第2部:「ちょっとこだわりの列車」その18/特急『スーパーくにびき3号』 |
鳥取からは特急『スーパーくにびき3号』に乗ります。同特急は、鳥取←→益田間を結ぶ山陰特急
で、新鋭のキハ187系で編成されています。
今回、この列車をこだわりに選んだのは、次のダイヤ改正で名称が『スーパーまつかぜ』に変わり、
『くにびき』の名前が消えてしまうからです。
と、言う事で、いちおうこだわり列車には選んだのですが、今回の乗車プランの都合により終点の
益田までは乗る事が出来ず、途中の大田市までの乗車となります。
特急『スーパーくにびき3号』の特急券・座席指定券 です。全体の行程の都合により残念ながら途中の大田市 までしか乗れません。 |
鳥取駅に停車中の『スーパーくにびき3号』です。旅 行記第11弾で乗った『スーパーおき1号』と同じく新鋭 の特急型気動車キハ187系の2両編成です。 【鳥取県・鳥取駅】 |
2両編成の『くにびき』は、指定席と自由席が1両ずつ設定されています。見ると自由席は、すで
に満員になっていました。やはり指定席を買っておいて正解でした。
指定席車に乗り込むと、ごったがえしていた自由席車と違い、こちらはガランとしていました。自
分の席のところに行って見ると、そこにはおばちゃんが座っていました。
私が「すみません」と声を掛けると、おばちゃんはそそくさと移動して行きました。まぁ良くある
事です。
定刻の11:04、特急『スーパーくにびき3号』は鳥取駅から発車しました。結局、指定席の乗客は
10人しかおらず、繁盛している自由席と合わせると列車全体の乗車率は55%ぐらいなもんですな。
これなら2両でも充分と言うわけか・・・。
キハ187系は走り出すとエンジンの騒音がうるさいのですが、おー、速い速い、これぞまさしく
特急って走りです。
走り出して10分程度で車掌が検札に来ました。車窓から外の景色を眺めていると、宝木駅付近の
沿線では、カメラを構えた男性が『くにびき』を流し撮りするのが見えました。
宝木の次の浜村で列車は3分の運転停車をしました。山陰本線は本線ながら単線なので、特急と言
えども運転停車があるのです。
浜村付近では海が見えましたが台風の影響で荒れており、発電用の風車もかなりの速さで回ってま
した。その次の青谷駅では特急『スーパーはくと6号』との交換がありました。
泊駅ではDD51型ディーゼル機関車に牽かれたジョイフル・トレイン(名称不明)が停まってい
るのが見えました。
鳥取から38分で最初の停車駅である倉吉に到着。同駅では、鳥取方面行のホームに国鉄色のキハ
58系気動車で編成された快速『とっとりライナー』と、朱色に塗られたキハ47系の普通列車など
が停まっていました。
倉吉駅で対面のホームに停まっていたキハ47系の普 通列車です。山陰方面の普通列車用である朱色に塗装さ れていました。 【特急『スーパーくにびき3号』の車窓より】 |
倉吉駅で停車中に鳥取方面行のホームに入って来た快 速『とっとりライナー』です。国鉄色塗装のキハ58系 で編成されていました。 【特急『スーパーくにびき3号』の車窓より】 |
倉吉駅では指定席車に5〜6人が乗って来ました。私が座っている列の左側の座席に座っていた例
の「とりあえず乗車」のおばちゃんは、またしても席を移動して行きました。
さらに36分走って米子駅に到着。同駅で指定席から降りたのは数人でしたが、自由席車からは2
0人以上が降りた模様です。入れ替わりに5〜6人が乗って来ました。また、同駅では乗務員が交代
しました。
米子を出た列車は、次の安来駅で1分の運転停車をし、岡山に向かう特急『やくも16号』と交換
しました。
山陰本線は基本的に非電化路線ですが、出雲市と、伯備線が分岐する伯耆大山間だけは電化されて
おり、この区間は電車と気動車の両方が走っているのです。
米子を出るとカーブが増えました。振り子式車両が本領を発揮し、『くにびき』は車体を傾けなが
ら軽快にカーブをパスして行きました。
安来から二つ目の揖屋駅でまたしても運転停車。米子に向かう特急『スーパーおき2号』と交換す
ると、すぐに発車しました。
米子から24分走った12:48に松江に到着。駅着前には、水の都・松江を紹介する観光案内っぽい
車内放送がありました。
松江では、指定席車に3人が乗って来ました。松江を出ると、車内放送で今度は宍道湖の案内が始
まりました。
ほどなく、右手に宍道湖が見えて来ましたが、これまた台風の影響で湖面は激しく波立っていまし
た。湖は宍道駅の手前まで見る事が出来ました。
車窓から見えた宍道湖です。気のせいか水の色が茶色 く濁っているように見えました。 【特急『スーパーくにびき3号』の車窓より】 |
宍道湖の案内に続いて、「山陰デスティネーション・キャンペーン」についての案内放送がありま
した。あー、大阪駅で渡された切符入れに書かれていたやつね。
旅行記第11弾で同じルートを特急『スーパーおき1号』で通った時には観光案内の車内放送など
はありませんでしたから、この放送もキャンペーンの一環と言うわけなんですな。
次の停車駅である出雲市駅到着前には、列車名にもなった「くにびき神話」についての案内放送が
ありました。へー、神話だったのね、名前の由来。
出雲市駅では、指定席車に大勢の乗客が乗って来ました。同駅では、隣のホームに特急『スーパー
やくも』が停まっているのが見えました。
出雲市を発ち、西出雲駅を過ぎると架線がなくなり非電化区間に戻りました。小田駅を過ぎると海
が見えましたが、やはり台風の影響で荒れていました。
小田駅を過ぎたあたりで見えた日本海です。台風の影 響で、かなり荒れていました。 【特急『スーパーくにびき3号』の車窓より】 |
太田市駅の3つ手前の田儀駅で、またしても運転停車しました。案内放送によると対向列車が3分
遅れているとの事です。しばらくして現れたのは、特急『スーパーくにびき8号』でした。
そして鳥取を発って約2時間半後、我が『スーパーくにびき3号』は、若干遅れて大田市駅に到着
しました。
私の『スーパーくにびき3号』乗車は、ここまでですが、同列車は、ここからまだ1時間10分ほ
ど走って益田まで行きます。
大田市駅です。大田市は、駅前にビルもない小さな街 でしたが、よく整備されたきれいな街でした。 【島根県・JR山陰本線・大田市駅】 |
さて、ここから再び鳥取方面に引き返すのですが、次に乗る予定の米子行・快速『アクアライナー』
まで45分ほど待ち時間があったので、駅周辺を少しぶらついて見る事にしました。
駅前にはめぼしい建物はありませんでしたが、駅から少し離れたところには大型のスーパーがあり
ました。
街中の道路標識に石見銀山の名前を見つけました。歴 史にうとい私ですが、何となく名前は聞き覚えがありま す。大田市が最寄り駅だったんですな。石見銀山のオフ ィシャルHPを見たところ、同銀山では、もはや採鉱は 行われていませんが、遺構を利用した展示施設があるよ うです。 【島根県・大田市】 |
街中をひと回りした私は駅に戻りました。降りた時には気づかなかったのですが、駅舎の右手には
新しそうな駐輪場があり、こえが少々凝った造りの建物でした。
駅舎の右手にあった駐輪場です。何と瓦葺きの屋根を 持つ少々凝った造りになっていました。 【島根県・大田市】 |
さてと、それでは、次の目的の列車に乗るために、快速『アクアライナー』に乗って米子まで戻り
ましょう。
第3部につづく・・・。
トップ・ページに戻る← | 第15弾・第3〜第5部に戻る← | →第3〜第4部に進む |