2007年9月17日掲載
『列車まかせの旅』番外編第10弾(2004年8月30日)


台風16号襲来。その時、阪急は・・・。

 2004年8月30日。その日、台風16号が、そこそこ強い勢力を保ったまま近畿地方を横切ろうとし
ていました。

 私は、夜半まで仕事をしてから我がホーム鉄道である阪急で家路に向かおうとしていたのですが、
やって来た列車に乗り込むと何やら違和感を覚えました。

 見れば、何と夜遅いにも関わらず窓のブラインドが両側ともすべて閉じられていたのです。こりゃ
いったい何事なんだ?

 夜中にも関わらず閉じられているブラインド。こんな
光景は見たことがありません。
【阪急電鉄車内にて】

 どう考えても客がやったとは思えません。ちょっと考えて思い当たったのは、台風の強風による飛
来物からの防御です。

 阪急車のブラインドは一般的なロール・カーテン式ではなく、見ての通り堅牢なアルミ製のシャッ
ターなので、例え石が当たっても跳ね返してしまうでしょう。

 コスト的にロール・カーテン式より高くつきそうですが、こんな使い方も出来るとは・・・。もし
阪急さんがそこまで考えてアルミ・シャッターを採用しているならば大したもんですな。

 しかしながら、これまで近畿地方に台風が来た事は何度もあり、その際に列車で帰ったことは幾度
とありますが、阪急がここまで警戒するのは見た事がありません。それほどこの台風16号はヤバい
っつー事か・・・?

 ホームから見た様子。ざっと見ましたがブラインドが
開いている窓はひとつもありませんでした。
【阪急電鉄にて】

 自宅の最寄駅に着く頃には、すでに日付が変わっており台風は近畿の真上に来ていました。強風が
まるでジェット機のエンジン音みたいな唸りを上げており、何かの風切り音がバケ物の鳴き声みたい
に聞こえます。

 駅から自宅まで歩く間に傘がオシャカになり、凄まじい暴風雨は恐怖を覚えるほどのものでした。
自宅に辿り着く頃には、もちろんずぶ濡れ・・・。(-_-;

 こんな日ぐらい、がんばらんとさっさと帰りゃ良かった・・・。

 『列車まかせの旅』番外編第10弾、おわり。


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