「官能劇画」
ビンテージプレスで、一番売却率が高いジャンルは、「えっち」です。
「官能劇画」の人気って息長いですよね。
確かに、一時の「勢い」はなくなったけど、最終的には売れちゃう。
作家で言えば、椋、笠間、福原、早見が横綱クラス。
ダーティ松本、中野、榊原、保谷、ケン月影、玄あたりが大関でしょうか?
勿論、石井隆、榊まさるなどもかなり上のクラスですが、「本」が少ないのが欠点といえます。
このジャンルで面白いのが、「ホラー、恐怖モノの作家」が多い事も興味深いですね。
ご存知とは思いますが「さがみゆき」「杉戸光史」。更には「月宮義人」と言った貸本時代から一線で頑張っている作家が名を連ねます。
この作家で共通していえるのが、決してバイオレンスエロではなく、明るいエロっていうのも面白いと思いますね。
キワモノと思われがちな「官能劇画」ですが、現在の商業誌で活躍している作家より、画力、キャリアとも断然上だというのも人気の秘密かも知れません。
 
 

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