特選品について <その2>
さて、ちょっと間が空いてしまいましたが、特選品の選定基準についてお話します。
いまでもそうですが、まず最初は「目玉」を数点用意します。
これはマニア垂涎の一品として、ビンテージプレスの「特選品」の質をアピールするものです。
続いては「テーマ」です。
例えば、「ダイナミックプロ」とか、「赤塚不二夫」など作家や、「少女漫画」「怪奇漫画」「TVヒーローモノ」などジャンル、更には「サンコミ」「虫コミ」「曙」「若木」などの出版社で行います。
こんなそんなで、大体50から60アイテムの選定が終わり、あとは全体の売上や売約率などを考慮しながら目標アイテム数にします。
脇を固めるアイテムは人気よりレアなものを優先としますので、出版社や内容を重視し選択します。
ものによっては次回に廻すのは当然で、常に次回とのバランスを考慮する訳ですが、結構これがクセモノ。
旬を逃がして、結局は売れ残る事もあります。
今回はその典型かもしれませんね。
まあ、個人的には特選品については残ってもいいと思っていますので…。(ちょっと負け惜しみかも)
あと重要な値付けですが、基本的な付け方は、5割なら「買い」の値段を付けるって事です。
要するにお客様が売りにきた時に査定する価格の倍を目安にしているって事です。
当然目玉は、7掛け以上でも買いですが。
こんな感じですので、大体5割売れればチャラ、以上でプラスの計算になります。
過去の「特選品」では期間内に約5割、その後7から8割売れるのが通例でしたので、結構いい感じでしたが、今回はボロ負け。
まあ、明日があるさっ感じですね。
ただし、特選品に相応しいアイテムがなくなりつつあるのも事実。
いろんなネットワークで集めるにもそろそろ限界に来ていますね。
あと何回、特選品やれるかなっていつも不安になります。
まだ多少は目玉のアイテムありますので、2、3回はやれるとは思いますが…。
まあ、皆様の期待を裏切らない様、やれるまでやりますので、今後ともよろしく!
 
 

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