特選品について <その1>
ビンテージプレスの最大の売りは「特選品」だと思います。
今回は「特選品」をテーマにお話致します。
最初の特選品(平成10年9月)って覚えている方いますか?
記念すべき第一回は僅か7アイテム。「ポコイダー全2巻」「プロレス悪役シリーズ全5巻」「劇画怪盗ルパン全10巻」「ベトナム戦記」「ひみつのアッコちゃん全5巻(曙)」「高橋留美子サイン本」です。
当時は、永井、水木の絶頂期でありながら、まだまだサイトの知名度も低く、結構安い値段での落札となりました。
(劇画ルパンなんてその値段なら買取値以下ですよ!)
その後の特選品は、抽選方式をしばらく採用しましたが、オークションのきっかけになったのが、石塚不二太郎「その仮面をとれ」。
反響の大きさもありましたが、お世話になっている古書店からのプレッシャーや常連さんから脅迫じみた?応募など板ばさみ状態となり、応募が重複したものはオークションへというルールを制定した次第です。
(ちなみに厳正なる抽選の結果、いまでもご利用頂いている広島県の方が当選となりました。)
オークションも最初は3日間ルール。これは最終日を決めて、その間、3日間高値をキープした場合は、落札というものです。
最初は良かったのですが、最終日の最後の1時間から10分に多くの入札があり、更新に非常な手間がかかるのと、熱くなって私の限度以上の入札価格になる場合が多く、現在の古書市場方式の1回勝負に変更し、現在に至っています。
確かに3日間ルールの時はアクセス数も凄く上がり、鉄火場のような活気があったのですが…。
100アイテムを出揃った1999年秋は過去最高の売上を記録しました。(まだ破れない)
ちなみに過去の価格ベスト5は、「海の王子(サンコミ)」「松本初期作品集」「永井大全集」「キッカイくん全5(KC)」「その仮面をとれ」。次点が「座頭市」。次回は特選品選定についてお話します。(続く)
 
 


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