詐欺事件勃発! その1
コラムを開始するに当り、実は既に数回分は書き貯めしていたのですが、新聞の一面を差し替えるが如く急遽このテーマを最初にしました。
このようなトラブルのテーマは「インターネットでの売買の危険性」をアピールする事になり、
顧客離れに繋がる危険もあるので本来なら書かない方が得策なのも理解しています。
しかしYahoo!やEasySeekを通じて、「同人物から被害」にあった方がいる可能性が高いと判断してあえて書かせて頂きます。
特にYahoo!では「評価システム」があり、相手に「マイナス評価」を付けると自分も「マイナス評価」を付けられる恐れがあり、
「泣き寝入り」している場合も多いかと推測しています。
勿論、このコラムを読んだ同業者でも被害にあった可能性もあるし、これから被害を受ける可能性もあるので。
幣サイトでは、基本的には3Kg以内は「冊子小包」を利用しています。
「冊子小包」は郵パックに比べ値段が安いので他のサイトでも利用は多いと思います。
特選品など高額の場合は差額をこちらで負担した上で郵パックを利用する事もありますが、基本的には「信頼」にて取引する事にしています。
「冊子小包」の最大のデメリットは、郵便事故の場合「追いかけられない」事です。
「ビンテージプレス」では極力事故がない様、郵便ポストは利用せず、必ず基地局の郵便局の窓口から発送しています。
それでも過去において郵便事故は0ではありません。
しかし1年間で1回あるかないかの割合で、確率にすると1/1000程度だと思います。幣サイトではこの様な場合は、交換が可能なものは交換、在庫がない場合はその金額分を他のアイテムに振り返る事でご了解を頂いています。
しかし今回起きた「事件」はこの盲点を着いた悪質な詐欺と判断しました。
では、簡単に流れを書きますと、東京都在住のK.S氏(T.S氏の名前も利用)から幣サイトで購入した9000円の商品の余白ページに記名があるので、交換、割引、返品いずれかの対応を依頼され、交換はできないので、割引では1000円、返品なら商品確認しだい9500円を指定口座に振り込むとの返事をしました。
それなら返品がよいので、どうしたらよいのかとの問い合わせに対し、
こちらから、宛名を書き切手を貼った上で返信封筒を封書にて送りました。
その方から「返送したので、指定口座に入金下さい」との連絡を受けたのですが、いつまで経っても肝心の本が届きません。
連絡を受けてから1週間後に、こちらからまだ届かないとメールすると、「郵便事故の可能性がありますね。こんな場合はどうするのか」との問い合わせがあり、何となくメールのやりとりも不自然な感じを受けて、「こちらとすれば着かない以上入金できない」と答えました。
すると「そちらの言う通りしたのに納得できない。警察に相談する。」とのメールが。私も気になり、もしやと思いヤフオクで検索したら、リーチ一発!何とその方が出品しているたんですよ!
ご丁寧に余白ページ記入ありのコメント付で。しかも「評価」のマイナスが多い!メールにて指摘をすると「違う本」との回答。
しかし、これで70%の疑惑が90%強になり、似た手口で被害を受けたサイト探しを始めました。
リンクを貼っているところに状況説明をした上で、情報提供をお願いしたのですが、残念ながら連絡がなし。
「もういいかっ」と思っていたところ、新情報があり、急展開!(次回へ続く)
 
 

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