柴又の町の紹介


帝釈天の玄関口である京成金町線柴又駅前の様子です。以前は、カチカチ・パチン、カチカチ・パチンと 改札口で駅員さんが切符にハサミを入れる調子良い音が、朝夕聞こえ懐かしく思い出されます。 現在はレトロ調に改装されましたが今なお駅構内(photoをクリック)には、寅さんを見送るさくらさんの光景が遜色無く スクリーンと同様に目に浮かんできます。駅前には映画・男はつらいよ、で主演をつとめた渥美清さん の銅像が建っています。人生経験豊富の寅さんの像ですから是非、像を前に‘意中の人’のお願い事でも・・・


駅前一つ目の提灯アーチを歩いて進むと昔と変わらず、男はつらいよの山田洋次監督筆・私、生まれも育ちも葛飾、柴又です!で、お馴染みの口上が刻まれた寅さんの碑が建っています。又、この石碑の隣にご利益深い帝釈天の月中行事も掲げて有ります。2ヶ月に一度開かれる今年の、 帝釈天の縁日【庚申】の日程はこちらです。 この日は朝早くからお客さんで参道は賑わいます。
庚申の簡単な起源についてはこちらをどうぞ・・・ 石碑の先、両向かいの雰囲気漂う料亭(photoをクリック)をさらに進むと柴又街道に出ます。


いよいよ、この二つ目の提灯アーチの先に松屋の飴総本店があります。 柴又御当地の川魚料理、江戸前天ぷら等を堪能出来るお店、お団子、お煎餅の香ばしさ香るお店が軒を連ねます。お腹はペコペコでも信号は青信号で渡りましょう!! そして柴又を代表する食べ物、鰻屋さんも数店舗有りますが中でも古くは高松宮殿下も御臨店あそばされ、新しくは上定期ながら忍者ショーや甲冑侍の着付会が催しされている老舗の鰻屋さんも見逃せません!


←(photoをクリックすると参道各店の詳細情報がご覧になれます。)

柴又の町のシンボルである柴又帝釈天のニ天門です。勿論柴又一の観光所ですが、小学生の頃はこのニ天門が登下校の登校班の集合場所でもありました。(私の登校班は団子屋さんの前が集合場所でした) 地元の子供は帝釈天と生活を共に育っていくところは今も昔も変わりません。 二天門をくぐると帝釈天本堂が目前に、青緑の瓦がひときわ歴史と壮麗さを見る者にうったえます。 本堂隣には樹齢約470年の瑞龍の松(photoをクリック)がそそり立ち、時間を経つのを忘れ見入ってしまう事でしょう。


東京都の最東端江戸川に有ります、歌手細川たかしさんの同曲のヒットで全国的に知れ渡った矢切の渡しです。 川を渡ればそこは千葉県、これまた風光明媚な野菊の墓、里見公園があります。とらさん記念館から上がり、 春の桜の満開の江戸川土手をお散歩すれば心の中までポカポカ陽気です。 毎年4月の第一週土日にとらさん記念館上の 柴又公園で開催される‘柴又さくらまつり’(photoをクリック)は楽しいイベントが満載で模擬店もたくさん出店致します。
※2024年は3月23、24日に開催決定!


奉紊纏を振っている光景です。 振り手は柴又神明会の帝釈天と参道の祭事関係を司る睦会の会員です。縁日【庚申】の前日の宵庚申に纏は振られます。概ね夕方4時~5時(夏と冬と時間が若干違います) 位に柴又駅の寅さん像からスタートして参道を進み帝釈天の境内まで交代しながら振ります。 この纏、振り手次第で勇壮、粋に見えますがバランスを保つのは中々難しくこの重さと言ったら!(photoをクリック)  交代で一人3~4回振り手としてまわって来ますが、振り終わる頃には右腕が筋肉痛でジ~ンです・・・ 



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