綺羅街道ロゴ

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綺羅街道という“地域”の創造

わたしたちは「北海道・ニセコ・綺羅街道」としてデビューします。
これは地域名称であり、またニセコ町の新しいイメージ発信の核になります。

 ニセコ町商工会では、平成元年から「街づくり事業」に取り組み、平成2〜3年度にかけて「基本構想」「基本計画」を作成、同4年度からは実施に向けて行動して来ました。
 この間、特に私たち青年部は「自分たちの街は自分たちの発想で」を合い言葉に、年間約90日もの会議、話し合いを重ね、外部からの助言も参考にして汗を流して来ました。
 こうした「地元の意欲と熱意」の成果もあり、平成5年には北海道の街路事業である「マイ・ウェイ・アワー・ロード事業」に認定され、商工会の「街づくり事業」は大きく具体化に向けて動き出しました。
 「マイ・ウェイ・アワー・ロード事業」をひとまず道路と商店街の再構築としますと、そのおおかたは”ハードな環境の創造”と考えられます。そこでこのハード事業の進展に合わせ「情報化時代」「ファッション化時代」の商店街にふさわしい”ソフトな事業の創造”を同時に進行させるべきだとの判断に基づき、ここに”新しい商店街区”を”綺羅街道”とネーミングし、これに伴う”CI計画”を実行したいという認識に至りました。
綺羅街道のほぼ全景



綺羅街道の遠景サムネイル画像

ニセコ大橋・スキー場方向
綺羅街道交差点から
ニセコ大橋・スキー場方向
国道5号線・道の駅方向
綺羅街道交差点から
国道5号線・道の駅方向
KTJオープンカフェ
綺羅街道交差点から
KTJオープンカフェ



<マイ・ウェイ・アワー・ロード事業に関連して>

・基本方針

  1. ニセコ町の優れた自然環境と調和する安全快適な道づくり
  2. 道路の付加価値を高める多機能・高品質な道づくり
  3. 来訪者を温かく迎え、歓迎の意を伝える道づくり
  4. 本町の自然・社会的特性を反映する個性豊かで魅力ある道づくり
  5. 町民参加によるふれあいと潤いのある道づくり

・基本テーマ

自然と調和し、四季を感じさせる道

・ネーミングの前提

  1. 本道路は「観光都市」として全国的にも知名度の極めて高いニセコ町における事業であり、それゆえ町のイメージ・特性等に合った斬新な名称でありたい。
  2. 道、ロード、プロムナードといった発想は基本だが、これらの名称ではリゾート地ニセコのイメージが勝り、「日常生活者の街」である当該地域のロードイメージがあまり強く出て来ない。
  3. ゆえに、基本テーマというニセコ全域の実体を踏まえた上、さらに「生活者交流空間」としての強い訴求力を持った名称にしたい。
  4. さらに今後、この名称のもつ多元的な可能性を事前に予測設定し、そうした将来の展開にもふさわしい名称にしたい。


<ネーミングに関連して>

・基本テーマ

  春  川面がキラキラ
  夏  並木がキラキラ
  秋  大空がキラキラ
  冬  雪がキラキラ


・ネーミングの理由

  1. 街の中心ゆえ、とかくリゾート地道路のイメージが強い「ロード、道、プロムナード」を避け、ズバリ「街道」とする。
  2. 「街道」に付随させるとすればなるべく短い言葉が良く、2音の「綺羅」がふさわしい。
  3. 町域イメージから出た「綺羅」と実体的な位置の「街道」を組み合わせたい。
  4. 「字づら」はむずかしい印象だが、この文字を「デザイン」として考えればきわめて今日的にファッショナブルなイメージがつくられる。
  5. 後述するように、今後期待する多元的な発展が容易になる。


・「綺羅」の意味合いと「街道」

街道はもちろん古くより人の行き交う場であり、宿場町、門前町、城下町などなどをつなぐ日本的感覚の言葉です。こうした心情文化的な言葉と組み合わせて「四文字の新感覚」として造語の一部とした「綺羅」は以下のような本来的な意味を持っています。
  1. あやぎぬとうすもの 美しい衣装
  2. 美しいこと あでやかなこと
  3. よそおい飾ること 外観を飾ること
  4. 栄華をきわめる 威光の盛んなさま
(用例:ときの綺羅めでたかりき・平家物語)


<綺羅街道のコンセプト>

・綺羅街道の情報化

・綺羅街道の企画化

・綺羅街道の波及化

わたしたちは「北海道・ニセコ・綺羅街道」としてデビューします。
これは地域名称であり、またニセコ町の新しいイメージ発信の核になります。

ゆえに今後は、
など、いわばニセコ町外交の看板として各種の発想を具体化し一層の交流発展を図ります。

・綺羅街道の販促化

あたらしい道を中心とした商店街の活性化は、先進地で見るかぎり厳しいものがあります。これはその後の長期に渡るソフト化が進展せず、せっかくの新空間が情報発信力を持続できない点にあります。
ゆえにわたしたちは、
などを随時企画し、商店街、町域、各種団体、行政と一体になって「地域おこし・町おこし」の一環として取り組みます。


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