第3部:「盲腸線探訪」その2/JR阪和線・「羽衣支線」 |
さて、お次は「盲腸線」2本目となる阪和線の鳳←→東羽衣間です。この路線は公式には阪和線の
一部ですが、鉄道ファン界では「羽衣支線」と呼ばれているようです。
営業距離は1.7キロ、わずかひと駅だけの超短距離線で、3両編成の列車1本がピストン輸送を行
っているとの事です。
和歌山駅で、和歌山市駅から着いた234Mから降りた私は、阪和線の鳳駅まで移動すべく紀州路
快速が出る2番ホームへと移動しました。
ホームで待っていると、その2番ホームに先発である天王寺行の103系が入線して来ました。そ
れからいくらも経たない内に対面の3番ホームにも天王寺行の103系が入って来ました。
3番ホームに入った列車はなぜかドアを開けませんでしたが、同じ方面行の同じ種別の列車が両側
のホームに停まっているような光景はこれまで見た事がありません。
私が心の中で不思議がっていると、10時半頃、2番ホームに停まっていた天王寺行・普通・12
22Hが出発して行きました。
1222Hがホームを離れると、すぐに3番ホームに停まっていた同じ天王寺行の1224Hがド
アを開けました。なるほど・・・。
などと感心していると、2番ホームに折り返し大阪(京橋)行となる紀州路快速4521Hが到着
しました。
10:39発・京橋行の紀州路快速4528Hです。この列車 は、大阪環状線経由で京橋まで行きます。 【和歌山県・和歌山】 |
本日、3本目となる223系乗車です。紀州路快速は、JRで大阪←→和歌山間を移動する人々が
最も利用する列車なので乗車率はそこそこ高く、今日も8割方の座席が埋まった状態で和歌山から出
発しました。
紀州路快速4528Hは、途中の日根野駅で、関空から来た関空快速4128Mを後ろに連結し、
併結編成となって11:26に鳳駅に到着しました。
次に乗る「羽衣支線」の東羽衣行は11:30発であり乗り替え時間は僅か4分しかありません。それ
でいて「羽衣支線」のホームは少し離れたところにあります。
私は同じ列車へ乗り替えるのであろう人々と共に大急ぎで陸橋を渡り、「羽衣支線」のホームに降
りると、写真を一枚撮ってすぐに乗り込みました。
鳳駅より発車する直前の東羽衣行・普通861Hです 103系の3両編成であり、この列車が鳳←→東羽衣間 をピストン輸送しています。 【大阪府・鳳駅】 |
861Hは乗り込んで2分と経たない内に発車しました。乗車率は90%程度と言うところでほぼ満
席だったので、私は乗降口付近で立っている事にしました。
先に乗った紀勢本線の和歌山←→和歌山市間よりさらに短い路線なのでゆっくり走るのかと思いき
や、鳳駅を出た列車は本線走行並に加速して走り始めました。
「羽衣支線」は鳳駅周辺を除いてほぼ全線が高架になっているので、列車はすぐに高架に登り、眼
下に住宅地を眺める形になりました。
「本日はJR西日本をご利用頂き誠にありがとうございます」と、いつもの車内放送が始まりまし
たが、挨拶に続いたのは「次は、終点東羽衣、東羽衣です」でした。
僅か3分で東羽衣に到着。文字通りあっという間の乗車でした。私は列車から降りると乗り越し精
算を済ませて、とりあえず外へ出ました。予想通り130円の運賃不足でした。
東羽衣駅です。高架線路の末端にある駅ですが、まる で途中で工事が止まっているような路線に見えますな。 【大阪府・東羽衣駅】 |
駅舎の写真を撮っていたら、目の前の踏切を南海の列 車が通過して行きました。東羽衣駅のすぐ横には南海電 鉄の南海線が走っており、画像のすぐ右手には南海の羽 衣駅があります。 【大阪府・東羽衣駅】 |
東羽衣は、大昔に仕事で一度だけ乗降した事がありますが、その時の記憶はすっかり薄れていまし
た。見渡すと、駅周辺には大きなビルはありませんでしたが、ちょっとした商店街になっていました。
ここでのインターヴァルは20分しか取っていなかったので、私は駅前を少しだけウロつくと駅に戻
りました。
東羽衣から次の目的地であるJR難波駅までの切符で す。なんでJR難波なのかは、また後で。(^^; |
東羽衣駅のホームです。長さはそれほどありませんが 異様に幅が広いですな。ちなみに、線路両側にあるホー ムは、左側が乗車専用、右側が降車専用と使い分けられ ています。 【大阪府・東羽衣駅】 |
鳳方面とは逆の線路端にある車両止めです。そのすぐ 先で高架は終わっています。 【大阪府・東羽衣駅】 |
東羽衣駅に到着する11:53発・鳳行・普通864Hで す。ホームでそこそこの人数が待っているのが分かるで しょうか。 【大阪府・東羽衣駅】 |
到着した864Hは、まず降車ホーム側の扉を開けて乗客を降ろした後、降車側を閉めてから乗車
側の扉を開けました。
私が乗り込んだ最後尾の3両目には、出発時にはたった3人しか乗っていませんでしたが、前の2
両目には20人以上の乗客が乗っているのが見えました。
前の車両に乗っているのは地元の方々だと思われますが、前に乗る理由は、たぶん鳳駅に着いた時
に陸橋の階段が近いからでしょう。
それにしても不思議な路線です。往路はほぼ満席でしたし、復路のこの列車でもそこそこの人数が
乗っています。僅かひと駅だけの連絡路線なのに、この乗車率の高さはなんなんでしょうか・・・?
再び走る事3分で鳳駅に帰着。これで「羽衣支線」の乗車は完了です。お次は「盲腸線」ではなく、
ちょっと趣向を変えてJR難波駅を見に行くとしましょう。
鳳駅の阪和線・大阪方面行ホームから「羽衣支線」用 ホームを眺めたところです。ご覧のように「羽衣支線」 のホームは、東羽衣へと延びる線路が阪和線から分岐し たところのカーブ入口にあります。 【大阪府・鳳駅】 |
第4部:「ちょっとこだわりの駅」その3/JR関西本線・JR難波駅 |
次に訪ねるのは個人的にヴェールに包まれているJR難波駅です。なぜヴェールに包まれているか
と言うと、要するに利用する機会がないのです。
JR難波駅は関西本線の起点駅であり、一部の関空快速もここを発着駅としています。しかし、私
が関西本線を利用して奈良方面に行く時は、大阪から大和路快速に乗るか、もしくは大阪環状線で天
王寺まで出て、そこで乗り替えるかしているのでJR難波には立ち寄りません。
そもそも、JR難波からは関西本線の普通および区間快速の全列車が着発しているのですが、不思
議な事に同路線で利用率が高い大和路快速、および有料整理券が必要なホーム・ライナー『やまとじ
ライナー』は大阪駅を着発としている為、JR難波駅は通らないのです。
また、私が阪和線で和歌山方面に行く場合も、大阪から関空/紀州路快速に乗るか、これまた天王
寺まで出て阪和線に乗り替えるかしているのでJR難波駅には寄る事がありません。
これらの理由により、私がJR難波駅を利用する機会はこれまでまったく無く、同駅はずっとヴェ
ールに包まれた存在だったのです。
「なんば」と言えば、南海電鉄を筆頭に、近鉄の難波線、地下鉄の御堂筋線、同四つ橋線、同千日
前線の駅が参集する一大鉄道拠点ですが、その中でなぜかJRの難波駅は余り知られていないような
気がします。
そこで今回、せっかくなので見に行って見る事にしました。おあつらえ向きに、次に鳳駅から乗る
上りの関空快速はJR難波駅行だったのです。
「羽衣支線」の列車にカブるようにして到着したJR 難波行・関空快速4332Mです。本日、4本目の22 3系乗車です。 【大阪府・鳳駅】 |
到着した関空快速4332Mの乗車率は70%と言うところでしたが、運良く座る事が出来ました。
走ること15分で天王寺駅に到着。ここで乗客はあらかた降りてしまい、私が乗っている車両には6人
しか残っていませんでした。
次の新今宮でさらに3人降りてしまい、結局、終点のJR難波駅まで行く乗客は、私を入れてたっ
たの3人でした。
新今宮駅を出発した列車は今宮駅を通過したところで 大阪環状線に別れを告げ、JR難波駅へと通じる線路へ と入って行きました。 【関空快速4332Mの車窓より】 |
間もなく列車は地下線路へと入り、新今宮駅出発から3分で終点のJR難波駅に到着しました。列
車から降りた乗客は非常に少なく、さらに乗車待ちをしている人影も見えないホームは閑散としてい
ました。うーむ・・・。
列車から降りた私は、1階上(B1?)のフロアにある改札を抜けて外へ出ました。改札を出たと
ころの通路で何やら大声で呼び込みをする女性の声が聞こえたのでそちらを振り向くと、改札前に雑
貨を売る出店があり、客寄せのつもりなのか店先で酒をふるまっていましたが、あいにく通路を歩い
ている人が少ない事もあって誰も覗いてはいませんでした。
私は出店の横を通過し、手近にあった階段で地上へと出て見ました。さて、何があるのだろう?
難波にあるOCATビルを正面から見て「左下」にあ るJR難波駅の出入口です。 【大阪府・浪速区】 |
JR難波駅が入っているOCATビルです。南北200 メートル、東西50メートル、地上6階、地下2階の巨大 な建物で、中には書店、家具/インテリア店、大阪市の 学習センター、レストラン、パソコン・プラザ、トレン ド・グッズ店、CDショップ、コンビニ、ファースト・ フード店、旅行社、航空会社などの多数の店舗や各国政 府観光局、郵便局などが入っている一大複合施設です。 ちなみにOCATとは大阪シティ・エア・ターミナルの 略です。 【大阪府・浪速区】 |
OCATビル前の道路を北側に渡った所から写した写 真です。建屋の左側には広大な駐車場があります。 【大阪府・浪速区】 |
この周辺は過去に仕事で何度か来た事があるので多少は土地勘があります。もっとも、訪れた頃は
JR難波駅が、まだ湊川駅と呼ばれていた時代ですが・・・。
難波で賑やかなところと言えば真っ先に思い浮かぶのは「なんばシティ」を擁する南海電鉄のなん
ば駅ですが、周囲を見回して見ると、OCATがある場所は、南海・なんば駅から歩いて7〜8分と
言うところで、ちと中途半端な位置ですな。
もっとも、OCAT自体が「なんばシティ」とタメを張れるだけのテナントを取り揃えていますか
ら、わざわざ南海・なんば駅との利便性を図る必要はないと思いますが、この人通りの少なさからす
るとかなり苦戦を強いられているのではないでしょうか・・・?
ともあれ、ここでのインターヴァルは22分しか予定していなかったので、そろそろ駅に戻る事にし
ましょう。
上の写真を写したところの近くから地下へと降り、駅 へ向かって歩いていた途中にあった何とも幻惑的な雰囲 気の通路です。左側の壁が白く光って見えるのは照明で はなく太陽光であり、どうやらこの地下通路の左側の壁 の外は地面が掘り下げられたピットのようになっている ようですね。 【大阪府・浪速区】 |
駅へ戻った私は、次の目的地である桜島駅までの切符を購入しました。
JR難波駅から次の目的地である(大阪の)桜島駅ま での切符です、なぜ桜島なのかは、また後で。(^^; |
JR難波駅の構内から改札方向を写したところです。 ホームは1階下にあります。 【大阪府・JR難波駅】 |
JR難波駅に停車中の12:44発・奈良行・普通796 Kです。黄緑色地に白の一本線が入った奈良線塗装の1 03系です。 【大阪府・JR難波駅】 |
JR難波駅にはホームが4線あり、土日休ともなると 日に180本近くも列車が着発する駅なのですが、なぜか 人影は・・・。 【大阪府・JR難波駅】 |
私は人影のないホームから列車の2両目に乗り込みました。そして12:44、何と2両目の乗客は私
ひとりと言う状況で796Kは出発しました。
第5部:「盲腸線探訪」その3/JR桜島線 |
さて、お次は「盲腸線」3本目となるJR桜島線です。もっとも桜島線は支線ではなく、れっきと
した単独路線であり、大阪環状線からの乗り入れも行われているので「盲腸線」に分類するのは失礼
かも知れませんが、西九条←→桜島間で路線長約4キロ、駅も4つしかない短い線なので、あえて
「盲腸線」のひとつとさせて頂きました。
桜島線と言えば『ユニバーサル・スタジオ・ジャパン』ですが、同線には、派手なUSJ塗装が施
されたシャトル列車が運行されているとの事なので、そいつに乗る事にしましょう。
JR難波駅を出た796Kは、3分で今宮駅に到着しました。ここで大阪環状線の外回り列車に乗
り替えです。
今宮駅です。大阪環状線とJR難波へと延びる関西本線がここで 分かれています。不思議な駅で、なぜか大阪環状線のホームは2階 と3階に分かれています。 【大阪府・今宮駅】 |
構内の案内表示です。ご覧の通り、2階には関西本線 と大阪環状線外回りのホーム、3階には環状線内回りの ホームがあります。こんなけったいな構造になっている のは、立地条件の都合とかで駅の幅が取れなかったから なのでしょうか? 【大阪府・今宮駅】 |
エスカレータで駅の2階に上がったところです。正面には3階へ と登るエスカレータがあります。左手に見えるのは関西本線のホー ムです。環状線外回りのホームは右手にあります。 【大阪府・今宮駅】 |
2階でエスカレータを降りて環状線外回りのホームに行ってみると、そこには誰もいませんでした。
ここは乗降者数が少ない駅なのかな?
私の中で環状線と言えば数分間隔で列車が来ると言うイメージなのですが、5分待っても列車が来
る気配がありません。うーむ・・・?
ベンチも見当たらないホームで立ったまま待っていると、目の前を関空特急『はるか20号』と大
和路快速3381Kが通過して行きました。
2本の列車の通過を見送ってたっぷり5〜6分も経った頃、ようやく環状線外回りの列車が到着し
ました。エラく待たされたような気がするのですが、後から時刻表を調べたところ、この時間の運行
本数は6本/時でした。乗車率が下がる真っ昼間は運行本数を減らしているんですな。
普段、運行本数の多い「純私鉄」や地下鉄ばかりを利用している為、たかだか10分が長く感じられ
てしまいます。
田舎で学生やってた頃は、30分に1本の運行本数でもイラつく事はありませんでしたが、私もすっ
かり「都会モン」になっちまったんですかねぇ・・・。(^^;
今宮駅に到着する大阪環状線・外回り1514です。 意外な事に大阪環状線は、これが旅行記初登場となりま す。一方で東京の環状線である山手線は何度も乗ってお り、いかに私が遠隔地の「旅」をメインにしていたかが 伺えますな。 【大阪府・今宮駅】 |
結局、今宮駅で乗ったのは私を含め僅か5人だけでした。乗車率は40%程度で余裕で座る事が出来
ました。
およそ8分で桜島線(愛称・ゆめ咲線)の起点駅である西九条に到着しました。ここは阪神電鉄・
西大阪線への乗り替え駅でもあります。
西九条駅には線路の両側にホームがある発着線があり、それが桜島線のホームになっていました。
さて、どちらのホームが乗車用なのかな?
私が環状線の列車から降りたホームの対面(2番ホーム)が、その「両側ホーム」の片割れであり、
列車案内表示を見ると、「桜島行→」と出ていたので、このホームから乗ればいいのでしょう。
ところが、線路を挟んで対面のホーム(3番)の案内表示にも「←桜島行」と出ています。これっ
てどっちのホームからでも乗れるってことか?
待つこと10分程度で桜島線の列車が入って来ました。見ると、乗りたかったUSJ塗装のシャトル
列車ではありませんか、ラッキーっ!
西九条駅に到着する桜島線の13:19発・桜島行・普通 681です。USJ塗装が施された桜島線内運行のシャ トル列車です。103系ですが、な〜んか「面構え」が 少し違うなぁと思っていたら、リニューアル車でした。 このUSJ塗装車はデザインの異なる4編成があり、 交代で運行に就いているようですね。 【大阪府・西九条駅】 |
到着した681は、まず片側のドアを開け、少し経ってからもう片方のドアも開けました。ほどな
く、乗車率60%程度で列車は西九条から発車しました。
3分で次の安治川駅に到着。ここでは、誰も降りなかったようです。見ると、駅の傍らにはコンテ
ナ・ヤードが広がっていましたが、機関車は1両も停まっていませんでした。
安治川を出て僅か1分でユニバーサル・シティ駅に到着。さすがにここでほとんどの人が降りてし
まい、車内には私を含めて乗客は6人しか残っていませんでした。
もちろん私は降りませんでした。何と言っても私の目的は列車の乗車であり、観光や行楽は二の次
なのです。(それに私はUSJみたく混むところが苦手なもので・・・)
同駅ホームからは外がまったく見えなかったので、USJが駅の北側、南側のどちらにあるのかす
ら分かりませんでした。
ユニバーサル・シティから2分で終点の桜島駅に到着しました。西九条を出てから8分間の乗車で
した。今日乗る4本の「盲腸線」の中では、いちばん長い運行時間ですな。(^^;
桜島駅に到着した普通681です。ご覧の通り車体側 面にもUSJ塗装が施されています。 【大阪府・桜島駅】 |
別の車両です。よくまぁこんなややこしいデザインの 塗装が出来るもんですな。 【大阪府・桜島駅】 |
USJ塗装車の撮影を終えた私は、いったん改札から外へ出ました。桜島の駅前からは、阪神高速
の天保山大橋などが見えましたが、あとは道路と駐車場と土手があるだけで周囲には何もありません
でした。
〈殺風景なところやなぁ〜〉と、その時は思ったのですが、後で地図を見てみると、駅の北側はU
SJに面しており、その壁の向こう側には広大なUSJの敷地が広がっていたのです。
桜島駅です。改札前からの展望では「何もない」と言 う印象だったのですが、実はこの駅の背後の壁の向こう 側にはUSJの敷地が広がっていたのです。ただし同駅 周辺にはUSJの出入口はありません。 【大阪府・桜島駅】 |
さてと、桜島には特に見るものもないし、次に行ってみましょう。私は駅に戻ると、とりあえず大
阪駅までの切符を買いました。
桜島から大阪までの切符です。次の目的は「盲腸線」 巡りの最後となる「和田岬線」ですが、いったん大阪に 出て時間潰しをする事にしました。 |
改札を抜け、ホームに出ると、すでに次の列車が待っていました。今度の列車はシャトル列車では
なく大阪環状線直通の大阪・京橋経由の天王寺行でした。
桜島駅に停車中の13:45発・大阪環状線直通・大阪・ 京橋経由・天王寺行2528Eです。この列車の車両は ノーマルの103系でした。 【大阪府・桜島駅】 |
2528Eの方向幕(行先表示)です。なぜか最終目 的地である天王寺の文字がありませんな。ちなみに運行 されている大阪環状線直通列車は大阪駅方面のみです。 【大阪府・桜島駅】 |
例によって列車に乗る前に先頭車の写真を撮ろうとしたのですが、8両編成の2528Eはホーム
の端から端まで一杯に停まっており、ホームの先端から撮ろうとしても近すぎてカメラのファインダ
ーに収まりそうにないので諦めました。
2528Eは遅れる事なく桜島を出ましたが、車内にいた乗客は私を入れてもたった4人しかいま
せんでした。
次のユニバーサル・シティ駅では20人ほど乗って来ましたが、予想していたよりは少なかったです
な。USJ来場者が帰るには、まだ時間が早かったのでしょうか・・・?
ユニバーサル・シティを出た列車は、安治川、西九条、野田、福島と停車し、14時頃に大阪駅に
到着しました。これで桜島線の乗車は完了です。
お次は「和田岬線」乗車なのですが、同線の特殊な事情により、すぐに向かっても列車が走ってい
ないので、大阪駅周辺で時間潰しをする事にしました。後の話は第6部と言う事で・・・。
第6部につづく・・・。
トップ・ページに戻る← | 第1部〜第2部に戻る← | →第6部に進む |