竹の湯(千葉県千葉市中央区長洲1−24)


<Sat, 29 May 1999>
 今日は内房線外房線本千葉駅前の竹の湯(千葉市中央区長洲1-24)
へ行ってきました。千葉県文化会館でのMAXのコンサートの帰り
(わらい、でも良かったー)。ライブ帰りの人が列を成してはいた
ものの、ちょっと時間が経てばそこは静かな地方都市の住宅街、控
えめのたたずまいの銭湯の暖簾をくぐりました。なんか営業時間が
4時から10時と短い、あ、もう9時45分だ、急いで入らないと。
番台の女将さんに入浴料385円を払う。
 閉店間際なのですから、当然空いてます。お、桶の底の広告がケ
ロリンじゃないぞ(ケロリンのもありましたけど)、「居酒屋 百
姓一揆」だって、地元の呑み屋が桶底広告を出しているなんて初め
て見ました。浴槽の方を見ると、壁絵には凛々しい富士山の姿(作
者のサインで伊豆・戸田、となってます)。浴槽には無色透明の湯
が。見た感じ湯沸かし器との間が簾の子で仕切られているようで、
これは熱いか、とも思いましたが、さすがに閉店前ではガンガンに
熱いなんてこともなく(苦笑)。
 閉店間際で客が少ないせいもあるでしょうが、それにしても派手
な広告もないし(もちろん地元の個人病院の宣伝とかは浴室の壁に
貼ってあったりしますが)、建物の基本的造りが古くなった木造で
あるところなんかも本当に落ち着きがあって、私的には好感度大の
銭湯でした。
 風呂上がり、ビン牛乳を頼もうとすると、すでに女湯は清掃に入っ
た様子。しかし男手が現れる様子もなく、女将さんが一人で黙々と
清掃をやっておられました。この方一人で銭湯稼業を切り盛りして
いるのかしら?すごいー。逆の言い方をすれば、この女将さんが仕
事できなくなったら即廃業の銭湯、と言うことにもなりそうですが。
がんばって欲しいものです。